アプリやゲームなどの画面上で翻訳テキストがきちんと表示されているか、製品全体で統一感のある翻訳になっているかなど、ローカライズ版の品質をユーザー視点で確認します。
国際的な顧客が貴社の製品を十分に楽しみ、ユーザーエクスペリエンスがとてもスムーズだったなと顧客の記憶に残せることに自信を持てます。
ローカライズされた製品から間違った翻訳をなくすことで、より顧客維持率を高められ顧客の心をつかめるようになります。
日付、時刻、数字の形式やその他の地域的なニュアンスにより、もはや困ることがありません。LQAではそういった問題を排除します。
LQAとは言語品質保証とも呼ばれ、ローカライゼーションにおける最終段階に行われます。LQAでは、翻訳テキストを実際のプロダクトに入れ込み、画面上でのテキストの収まり具合、製品全体の翻訳の一貫性、翻訳先言語の文化や習慣から見て問題ないか、といったことを確認します。AlconostのLQAでは主に下記を確認します。
ソース言語のまま訳されていない文字列を探します。
文法上のミス、語順の誤り、読点の誤用などを探します。
発音区別符号や表意文字といった文字の表示における不備を探します。
ボタンに収まらないテキストやその他のUI問題がないかを確認します
長さや重量などの測定単位がターゲット言語のスピーカーに正しく表示されているかどうかを確認します。
ゲームやアプリケーションに個性を加えるジョークや会話などの要素がスタイルを維持したまま訳されているかを確認します。
同じアイテムやキャラクター、機能などの訳し方が異なっている箇所を探します。
対象市場の文化的背景に精通しているネイティブスピーカーのテスター
期限を守ったりコミュニケーションを明確かつシンプルにしたり細部に気を配ったりする、積極的なプロジェクトマネージャー
翻訳とローカライズのプラットフォーム、プロフェッショナルな翻訳API、オンデマンドの統合により、LQAワークフローを合理化します。
弊社にとって口調を維持するのは最優先事項です。お客様のジョーク、言葉遊び、駄洒落を複数の言語で再現できるよう尽力いたします
翻訳テキストを入れ込んだローカライズ版をデバイスにインストールし、ターゲット言語を母国語とするテスターが確認を行います。
ローカライズ版のアクセス権付与が難しい場合は、画面のスクリーンショットを提供いただきます。 テスターはスクリーンショットを参照し、ローカライズの品質を評価します。
LQAの料金はテストプロセスに要した時間数によって決まります。以下に1時間あたりの料金を米ドルで掲載しています。
言語 | LQA (1時間あたり) |
---|---|
¥/時間 | |
アフリカーンス語 | 8,783 |
アルバニア語 | 5,994 |
アムハラ語 | 6,008 |
アラビア語 | 6,008 |
アラビア語 (エジプト) | 6,008 |
アラビア語(モロッコ) | 6,008 |
アルメニア語 | 4,620 |
アゼルバイジャン語 | 6,008 |
バスク語 | 8,783 |
ベラルーシ語 | 4,620 |
弊社には、ソフトウェアやゲーム、アプリなどでLQA経験をもつテスターが在籍しています。 大手企業のローカライズプロジェクトに携わった 経験をもつテスターも多くいます。
アプリ、ゲーム、Webサイトなどローカライズする場合、通常はお客様のテスターがローカライズ版やベータ版を使用して、技術的に問題がないかを確認します。 しかし、ローカライズの実装のみを行なった場合、翻訳テキストに一貫性があるか、画像とテキストが一致しているかなど、言語チェックは、プロセスに含まれていないことが多いです。 そこで、LQAが必要になります。
一般的に、LQAはローカライズの最終段階で行われます。
LQAでは、翻訳されたテキストが製品全体を通して統一しているか、UI上で正しく表示されているかなどを確認するため、ローカライズ版の品質向上にもつながります。
これは主に用語の問題です。 前述の回答では、言語テストが製品のUI(アプリの画面、メッセージ、通知)内テキストの言語ローカライズを管理することであると述べました。
ローカライズテストと言語テストが同じものを指す会社もあれば、ローカライズテストをあえて製品機能テストに含めている会社もあります。 この場合、ローカライズを担当するテスターは言語的な間違いや不整合のみならず、機能上のバグも報告することを求められます。
Webサイトのテストが一般的に線形であるのに対し、ソフトウェアやアプリの機能テストは一般的に分岐が発生するデシジョンツリー構造を対象としており、テスト用のシナリオやケースが必要となります。
弊社は通常、必要なテスト作業の範囲についてお客様と会話しています。 お客様には関連資料(ローカライズしたスクリーンショット、Figmaの画面、その他プロ向けのテスト専用アプリ)をテスターにご提供いただきます。 機能テストの実施もご希望の場合は、テストケースについてご相談させていただきます。
いずれにしても、テスターは言語的な間違いのみならず、発見したバグについては報告を行います。
ご自身でLQAを行うことは可能ですが、一般的にLQAでは専門のスキルが必要となります。
デザインや操作性などを確認する技術的なテストとは違い、ローカライズテストでは、言語の観点から確認を行います。
専用のテストツールを使用したり、LQA独自のプロセスが発生するため、翻訳者が翻訳とLQAを兼用することが難しいと言われています。
こうした理由により、LQAは外部の専門テスターに依頼するケースが多いです。
LQAのプロセスや内容について、不明な点がある場合はお気軽にお問い合わせください。
ご希望に応じて、言語テスターがFigma、Jira、Asana、Trello、TestFlight(iOS製品テスト用)、BrowserStack、およびその他のバグレポートツールやソフトウェアを含む各種のデザイン、テスト、プロジェクト管理ツールを使用して作業します。
需要の高い言語(英語、中国語、日本語、ドイツ語、フランス語、スペイン語)から、希少言語、さらには方言を含む100以上の言語に対応しています。 しかし、ネイティブ視点でローカライズ版を評価するLQAにより、ローカライズ版の品質を向上させることが可能です。
翻訳テキストは正しくても、ボタンや吹き出しからテキストがはみ出てしまったり、 画像と照らし合わせた場合に別の訳語が適切だと思われるケースなどがあります。
LQAでは、ユーザー視点で訳語がきちんと表示されているか、製品全体で一貫性があるか、などを確認します。
アプリ、ゲームを始めとしてWebサイトやソフトウェアなど幅広い分野でのローカライズ実績があります。
お気軽にご相談ください。担当者が折り返しご連絡差し上げます。